こんにちは、プチ鉄オタのぴょんきちです。
バンコクから小旅行でトランに行きました。バンコクからトランはノックエア。
初めて乗ったけどグッズがかわいいし無料で水が配られてしかもボトルがかわいかった。
今後贔屓にしようと思う。
旅の目的は、タイ国鉄のトラン駅から1日1本しかないローカルなカンタン支線の終着駅「カンタン駅」に行って線路の終わりを見ること。
カンタンまで行ったら折り返しの列車にすぐ乗って、カンタンからバンコクまで寝台に乗ることです。なんかただの鉄道オタクみたいなことしてますが、オタクというより少し乗り物が好きなだけなので。
カンタン駅で折り返しの時間までお茶して待っていようと思ったら、タイ人の女子二人組に観光に誘われて3人でソンテウに乗ってカンタンの街を観光と思いがけず充実した小旅行になって楽しかった( ´∀`)
基本コミュ障で一人好きなんですが、たまにこんなことがあるとけっこう楽しかったりします。
こんなマイナー場所に行く人は少ないと思いますが・・旅の記録として詳しく残しておきたいと思います(自己満足)
「タイには何度もきてるから飽きちゃったな・・」なんて人の小旅行にぴったり。
シュノーケルやダイビングをする人にも綺麗な海があるのでおすすめ。クラビに近いので2箇所からめて行くのもよさそうす。
マレー鉄道の方が響きが旅情を掻き立てられると思うけど、実際もうマレー鉄道は新しくなってしまっているから、「列車の旅」感はだんぜんタイ国鉄のほうがよいね。
トラン・カンタンはどこにあるの?バンコクからの行き方と時刻表
トラン・カンタンはタイの南部にあります。バンコクよりすごい暑かった。
タイ国鉄南線で南下してトゥンソンで分岐する支線。本線はハジャイ方面にいきます。
トランまでは国内線、鉄道、バスで行くことができます。
トランは想像していたより大きな都市でした。ムック島やリボン島、クラダン島、ンガイ島などの島々(行ったことないけど)へ行く拠点となっているのでトランの駅前には島へ行くジョイントチケット売っている旅行代理店がいっぱい。
今回はこのあとのバンコクのホテルを(キャンセル不可)とってしまっていたで島へ行かなかったけど、やっぱり行けばよかったとちょっと後悔。
マイナーなエリアですが以外楽しめること多いのですよ。トリップアドバイザーでトランの口コミなどみてみてね
(タイ国鉄)トランまでバンコクから1日2本。カンタンまでは1日1本
<バンコクから>
No.83 バンコク発 17:05→トラン着8:05
No.167 バンコク発 18:30→トラン着10:31→トラン発10:36→カンタン着11:20
<カンタン・トランから>
No.168 カンタン発12:40→トラン着13:24→トラン発13:29→バンコク着5:35
No.84トラン発17:25→バンコク着8:35
バスやエアでも行けます。国内線は以外にも便数が多く1日7本くらいあって飛行時間は1時間30分。時間のない人、疲れるの嫌な人は国内線でさっと移動もよいのでは?
3等車は思いの外キレイで快適!実際は45分もかからず到着
トラン駅から乗車。もちろん遅れてます。ご覧の通り案外旅行者がたくさんいるんですよ。
もしかしてカンタン密かなブーム?タイ人の旅行者も多かったみたい。ホームで待っている旅行者もみなウキウキした様子で待ってます。
私もその一人ヾ(*´ω`)ノ゙
3等車。今まで乗ったどの3等車よりも綺麗。
シートもまだ新しいし床もきれいに掃除されてた。以前アユタヤに行った時に乗った三等車は日本人女子は無理なレベルの車両だったけど、これはステキ女子でも全然OKじゃない?
ほのぼのした風景を見ながら列車にゆられていくよ。
今回の旅のために購入した30倍ズームのコンデジで撮影。やっぱりスマホよりズームは綺麗に撮れるので満足満足。
カメラ詳しくないしこだわりもないので、そこそこの価格でズーム倍率高いものを探してSONYのサイバーショットDSC-WX500を買いました。
カンタン駅到着
出発遅れた割に到着がさほど遅れてなくてなんか変だな・・と思っていたのだけど、時刻表上は45分かかることになっているトランーカンタン駅間って実際は30分くらいしかかかってない気がする。バンコク戻るときもあれ?早いな・・と思ったんだよね。
約850kmの長い線路の終わりです。タイ最西の線路の終わり。
初めてタイに来たのは15年くらい前。友達と一緒にバンコク5日間くらいのツアー。それ以来タイがすごく好きになったのだけど、15年後にこんな場所まで一人で来るとは思ってもみなかった。
一つ目の目的終了
インスタ映えする「カンタン」の駅。カフェ。公園。
カンタンの駅はからし色のステキな駅。開業は1913年。100年以上経ってる。
トラン地区の観光名所となっているからか、結構観光客がいるなぁという印象。特にタイ人の旅行者。
到着すると1日に1本しかない列車の到着を待ち構えていたソンテウやトゥクトゥクの客引きがいっぱいいて声をかけてくる。
タイもここまで来ると英語話せる人はぐっと少なくなっていて、トランでも英語通じないこと多かったけど、トゥクトゥクの運転手は英語はまったくしゃべれないみたいだった。
「あなたドライバー?チャーターで観光できる?」って英語で言ってみたら、ぽかーんでした。そんな私のことはスルーして他のタイ人旅行者に声をかけて行ってしまったよ・・。
濃いからし色と茶色の美しい駅舎。細かい装飾も素敵。
駅の入り口側
チケットカウンターの案内板。めちゃかわいくない?
古い道具が展示されていたり
待合室。
駅の隣に、またまたインスタ映えしそうなカフェがあり。
カンタン駅にカフェがあるのは知っていたのだけれど、屋台や食堂みたいな簡易なやつかと思っていたからこんなカワイイやつでびっくりした(。◕ ∀ ◕。)真っ青な空に、植物の濃い緑、駅舎と同じ濃いからし色のカフェ。カラフルで駅に着いた時なんかワクワクした気分になったよね。
Love Station っていうのがカフェの名前?1時間30バーツでレンタル自転車もあったよ。
駅の前は小さな公園のようになっていて木陰になってます。
カンタンはものすごく暑かったけど、ここに座ってジュース飲みながら待っていれば折り返しの時間までの1時間ちょっとなんてすぐだと思う。
売店あり。
ここ以外駅前はたいしたものはないけど、食堂となんでも商店はありました。
大型バスで来てる人たちもいたので観光名所なんですね。すぐ駅前にあったお寺らしきもの。
じゃあ、このかわいいカフェで一休みしようかな?って思って入ろうとした時に
タイ人二人組に声をかけられました。
ふだん人見知りなワタシですが、こんな最西の田舎町での出会いがなんかオモシロくて
とめずらしく即答して一緒に行くことにー。 一緒に観光したタイ人のふたり。
到着してから写真撮っていて時間が経ったせいか、客引きしていたたくさんのドライバーは全員いなくなっていて、待っていてもなかなか車が捕まらない。
時間もあまりないし、このままこなかったらお茶しようよって言おうと思っていたけど、
というので待っていたらやってきました。料金は交渉してくれて周辺観光1台貸切で120バーツ。一人40バーツずつです。
*もちろんタイ人価格だと思うので外国人だけだともっと高いと思います。ドライバーは英語まったく話せず。
ソンテウに乗って急ぎ足でカンタンの街をミニ観光
けっこう時間をロスしたので巻きで観光します。
列車の出発まで40分しかないよ!
最初に道の端にあるこの1本の木で止まったのでとりあえず写真におさめる。タイ語のインフォメーションの看板があったけどタイ語一切よめないんでね。
英語で説明してもらったけどよくわからず・・。そんな時はグーグル先生の登場だ!
音声翻訳サイコーですね。無料で使えるなんてほんとスゴイ。
それで、この木は「古いゴムの木」ということでした。
日本に帰ってから調べたら「The First Rubber Tree in Thailand」というところで、タイで一番最初のゴムの木のようです。
ゴムの木は写真だけ撮ってすぐ次の目的地へ。
お寺?って思ったら公園と言っていた。階段登り辛・・。ぜいぜい言いながら上に着く頃にはヘトヘト。このあともアップダウンが続きます。
ここはあとで調べたら「Khuan Tamnak Chan Public Park」という公園でした。調べても情報はこれくらい↓
市内から約24キロメートルに位置するこの250平方メートルの公園は、海とカンタング地区の素晴らしい景色を提供しています。 公園には休憩用のパビリオンや駐車場などの観光に適した設備が充実しており、楽しい時間を過ごすことができます。
平坦な道にでるとほっとする・・。ぜぇぜぇil||li( ;;´・д`)
長いトンネルというか洞窟のようなものがあり、中はアップダウンが激し・・。へとへと。
トンネルを抜けたところ。
ん?なにこれ
あとで調べてもあまり詳しい情報は見つからなかったけど、旧日本軍が使っていた洞窟だとか?
Kantang History Learning Center
中を見る時間はなかったので写真だけ
駆け足でまわったミニ観光終了。
駅に戻ると列車はホームに来ていて、行きに一緒の列車だった人たちもこの折り返しで戻ります。
ホームで一緒に観光したタイ人二人と記念撮影。彼女たちはバンコクまでではなくて近くの途中駅で下車して一泊するとのことで3等の車両へ。
私は寝台車両に乗るのでここでお別れです。
先頭までホームないし(汗)
入り口のステップまで高くてなかなか登れず見送りに来ていた地元の人(写真)に助けてもらってやっとよじの上ったよね。
トランとカンタン楽しかった。明日の朝にはバンコクです。